仕事術

【エンジニアあるある?】レビューの不安な気持ちとの向き合い方

レビューって、本当に緊張したり不安な気持ちになりますよね。

ぼくはレビューが近づいてきたら「嫌だなぁ」「ちゃんと話せるかなぁ」と、ネガティブな気持ちになります。

上司には「レビューは慣れです!」と言われて6年間レビューし続けていますが、今も全然慣れません。

他の人も「レビュー前は吐きそうになる」と言っている人も多いし、慣れていない人の方が圧倒的に多いと感じています。

なので、「レビュー前は誰しも不安になるもの」だと思います。

もしこれを見ている方で、レビュー前緊張されたり怖くなって不安になる人がいたら、全然安心してください!みんな不安な気持ちになっていると思います。

 

とは言え、出来れば自信を持ってレビューしたいですよね。

ぼくは今もまだレビュー前は不安な気持ちはありますが、色々と試行錯誤して多少マシになりました。

それこそ、ぼくも最初は吐きそうになるぐらい緊張していましたが、今はそこまで追い詰められることはありません。

なので今回は、レビュー前に不安になる気持ちを整理しつつ、ぼくがレビュー前に心がけていることとかやっていることを書いていきたいと思います。

何で緊張したり不安になるのか?

ところで、何でレビューになると不安な気持ちになってしまうのでしょうか?

ぼく自身もあんまり深く考えたことがなかったので、改めて考えてみたいと思います。

 

レビューってお客さんにもよると思いますが、詰めるほどじゃなくても色々と指摘をもらったり質問攻めされたりしますよね。

「ここはどうなってるの?」

「そこのエビデンスは何かある?」

「それは間違っているのでは?」

などなど。

まぁレビューなので指摘や質問が来るのは、当たり前なんですけど。。

だから質問されても答えれるように準備はするのですが、それでもレビュー前になると、ちゃんとレビューで話せるかどうか不安になってしまいますよね。

 

これはなぜかと言うと、「ミスなく完璧にレビューしないといけないと思っている」からだと思っています。

なので、心配性な人や完璧主義な人ほど、レビュー前はすごく不安になる気がします。

  • 指摘が無いように準備しないといけない
  • 質問されてもスパッと回答出来ないといけない

「指摘されないように、完璧に話せるようにしないといけない」と、心のどこかで思っているからこそ、不安な気持ちが払拭できないのかなと思います。

 

もちろん納品物に対してのレビューだと思うので、ちゃんと説明できるように準備は必要です。

しかし、そこまで完璧じゃなくてもいいんじゃないかと思うんですよね。

どうすれば不安は解消されるのか?

出来ればレビュー前に自信を持ったり前向きな気持ちでいたいですよね。

「レビュー前は不安になるもの」とは思っていますが、少しでも不安を解消するための努力は色々としています。

参考になればと思い、ぼくなりの不安解消法を紹介していきます。

1. 「レビューは指摘される時間」と認識する

そもそもレビューは、何か成果物に対して問題が無いかをお客さんと確認する場です。

成果物に対して、何か不具合とかがあったとき、一番困るのはお客さんです。

なので、レビューでは不具合がないかを真剣に探すために、色々と指摘をしたり質問をしたりするわけです。

 

だから、指摘や質問をされるのは、当たり前のことなんですよね。

ここをちゃんと理解して、受け入れることが大事なんじゃないかと思います。(もちろん指摘されたり怒られたりするのは嫌なんですけど)

 

指摘や質問が来るということは、説明がちゃんと伝わっているということでもあるので、むしろ良いことだと思います。

なので逆に、指摘や質問がないレビューの方が、どちらかと言うとヤバいということですね。

ぼくもレビュアーの立場で、何言っているか分からないレビューだと、正直何を聞けばいいのか分からず、何も質問や指摘が出来ないことがあります。。

「レビューで指摘や質問が来るのは当たり前」

レビュー前に緊張したり不安になったら、その言葉を自分に言い聞かせてください。

2. 相手の立場になって自分のレビューを振り返る

私がレビューのときに感じる不安の一つに、「どんな指摘が来るか分からない」というものがあります。

なので、レビューの準備段階で、自分が思いつく限りの指摘事項をつぶしていきます。

「レビューを聞く人の立場なら、どこが気になるだろう?」

「今の説明、相手にちゃんと伝わる表現になっているかな?」

「ここはお客さんにも相談を入れた方がいい箇所かも」

など、聞き手が疑問に思いそうな箇所や、分かりにくい表現になっていないかなど、相手の立場になって自分のレビューを見直しています。

 

“相手の立場になる”という意識を入れるだけで、準備しているときには気がつかなかったことや、改善のポイントがなぜかポンポンと見つかってきます。

改善するところが見つかったら、表現方法を変えたり、追加調査したり、補足資料を作成したり色々対策しています。

対策をすることで安心感につながるかつ、レビューの準備の質が上がり、不安がマシになっていきます。

3. 補足資料はどんどん作っていく

「ここもう少し説明加えた方がいいかな」

「ここは図解した方が分かりやすいかな」

レビュー前に見直していると、そう感じることがあります。

ぼくの経験上、準備した方が良いと思っているのにその気持ちを無視すると、結局レビュー直前で「ちゃんと説明できるかな」と不安になります。

なので、補足として追加情報や資料を作成した方が良いと思ったら、ちゃんと準備で作成した方が良いです。

4.分からないなら分からないと言う

客先「ここって、どうなっているの?」

自分「えーと、、それは。。」

お客さんに質問されたけど、上手く回答できない場面ってありますよね。こんなとき、何とか頑張って回答しようとしていませんか?

良い回答が出来ないと思ったら、無理に考えてその場で回答しなくても、レビューが終わった後に考えて、メールやチャットで回答するで良いと思うんですよね。

ぼくも分からない時は、「検討・調査して後ほど回答します」と言っています。特にそれで問題になったことはありません。

無理に回答して間違ったことを言ってしまうぐらいなら、一度持ち帰って、正確な回答をした方が良いと思います。

最後に

レビューは数をこなしていけば、「どうすれば分かりやすく説明できるか?」が少しずつ分かってきます。