「朝と夜、どっちが効率良く学べるかなー?」
社会人になると、なかなか学生時代のように勉強時間を取ることが出来ません。だからこそ効率良く勉強して、早めにスキルや知識を身に付けたいですよね。
ぼくは普段エンジニアとして働きながら、英語の勉強をしています。勉強するタイミングは不定期で、早朝に勉強することもあれば、夜に勉強することもあります。
そうして朝の勉強と夜の勉強を分析していく中で、効率について気が付いたポイントがいくつか発見しました。
というわけで今回は、『朝と夜、勉強するならどっちが効率が良いか』について、体験談を入れながらお話ししていきます。
「夜型なんだけど、朝に勉強した方が良いの?」
「夜の方が効率が良い気がするんだけど、どっちなの?」
「効率良く勉強して、早くスキルを付けたい!」
上記のような悩みを持っている方は、ぜひ最後まで見てください!
基本は朝の方が効率が上がった
朝と夜どっちが良かったかと言うと、基本的に朝に勉強した方が効率が良いです。
個人的に朝の方が効率良く感じる理由は、3つあります。
- 起きた後なので、頭がさえている
- 疲れが無いので、集中力が上がる
- 仕事までの時間しかないから、ダラダラしにくい
朝は頭がさえていて集中力も高いので、朝が一番頭の回転が早いと感じています。参考書を読んで理解するまでのスピードが、夜に読むよりも朝の方が早いです。
夜だと仕事の疲れやストレスがたまっていて、集中出来ないときがありますよね。仕事から帰ってきて、バタッとベッドに倒れてしまったことは、一度はあるのではないでしょうか?
逆に朝だと、まだ仕事の疲れやストレスは無い状態だし、頭もスッキリした状態です。だから集中力も、一番高いタイミングが朝ということになります。
また、朝だと限られた時間内しか勉強出来ないのが良いです。夜だと無限に時間があるように感じて、ついついダラダラしてしまいますからね。。
課題の提出をギリギリになってから進めるタイプの方は、朝の勉強に打って付けだと思います。
アウトプット系の勉強が向いている
朝起きてからの2時間は、集中力が一番高まる時間と言われています。
よく成功者が「朝は一日で一番大事な作業をしましょう!」と言いますが、一番集中出来て効率が上がる時間帯だからでしょう。
また朝は暗記系の学習よりも、発想力が必要な作業や、アウトプット系の作業に適していると言われています。
朝に暗記系の学習をしていると、頭がボーっとして眠くなる時がありました。
ですので、英語の勉強をするときも、復習や英語の文章を自作するなどの勉強方法を取り入れています。
朝の運動と組み合わせるとさらに効率が上がった
朝に運動を取り入れることで、身体が完全に目覚め、朝の勉強の効率が更に上がりました。ぼくは、朝起きたらジムで1時間運動をしています。
実際、デスクワークや勉強前に運動をすることで、パフォーマンスが上がるそうです。確かに成功者って、朝起きて即行ジムに行っているイメージがありますよね。
別にジムで無くても、軽く外をジョギングする程度で十分効果が出ると思います。
ただ朝は時間がない人や、運動することによって逆に眠たくなってしまう人もいると思うので、これはお好みで試してください。
疲れが取れていない朝の勉強はほとんど意味がない
朝の方が効率は良いのですが、疲れが取れていなくて眠気がある朝は、全く頭に入ってきません。効率が悪いというより、ほぼ無意味です。
ぼくは朝起きて眠気がすごいけど、頑張って勉強しようと思ったときがあります。
でも何か覚えようとしても秒で忘れてしまうし、問題を解こうとしても全然頭が回りませんでした。
ですので、眠たくてボーっとするのが続く朝は極力勉強しない方が良いと思います。特に睡眠不足であれば、寝た方が健康的にも良いです。
朝起きれない人はどうすれば良い?
ここまで読んでみて、「朝にした方が良いのね。でも自分は夜型だから、朝が良いと言われても起きれないよ…」と、不安になった人もいると思います。
ぼくも元々夜型で、全然朝に起きることが出来ませんでした。
早めに寝ても起きる時間はいつも同じで、睡眠時間が多くなるだけだったんですよね。。
でも今では5時ぐらいに起きて、朝にジムに行ったり英語の勉強をしたりしています。
では、どうやって朝型に変えて早起きできるようになったのか?
ぼくの場合は、引っ越しです。
引っ越しをして、「これからは早起きしてやる!」と心に決めていました。その結果、案外簡単に早起きできるようになったんです。
そのため今まで早起きできなかった人にぜひオススメしたいのが、何か大きな変化があるタイミングで早起きを心がけることです。
ほら、ダイエット番組とかでも見ていても思いませんか?ダイエットを始めた人って以下のようなタイミングで行動してますよね。
- 友達にバカにされて、ものすごく腹が立った(感情の変化)
- 太り過ぎて恋人に振られた(人間関係の変化)
- 医者に忠告された(人生の変化)
これらの共通点は、本人たちにとって大きな変化があったタイミングです。
ぼくの場合は引っ越しという環境の変化でしたが、何か大きく変わるものなら何でも良いと思います。
- 仕事が変わった
- 新しい恋人が出来た
- 周りの年収を聞いてヤバいと感じた
とにかく何か大きな変化があったタイミング、もしくは起こしたタイミングで、早起きに切り替えてみてください。
どうしても夜しか勉強出来ない人はどうすればいい?
「仕事の都合上、どうしても夜にしか勉強する時間が取れません。。」
そういった人もいると思います。
「朝の方が効率が良い」とずっと言いましたが、正直夜でも問題ないと思います。
ぼくも夜に勉強することもありますし、非効率だなと感じたことはありません。
ただし夜は仕事の疲れがあるので、工夫が必要です。仕事で疲れていて眠気が襲ってきているとき、無理をして勉強しても全然頭に入らないからです。
夜に勉強するときは、一旦リフレッシュとして少し休んで、それから勉強するのが良いと思います。
ちなみに夜は、暗記系の勉強が適していると言われています。夜に暗記をして、翌朝に復習するのがベストでしょう!
まとめ:基本は朝に勉強し、夜は疲れていない時に勉強する
最後にまとめると、「効率良くするなら基本は朝!でも夜は疲れが無いならOK!」という感じです。
ポイントは、疲れがあるかどうかだと思います。
眠たいのに無理をして「勉強するんだ!」と、身体にムチを打っても、ちゃんと頭に残らないといけません。
勉強の目的は「勉強すること」ではなく、「知識を身に付けること」ですからね。ちゃんと本来の目的を忘れずに、学習を進めていきましょう!